TOP >> LATEST >> 剛の部屋 第1回ゲスト 近藤有己(パンクラスism) 前編

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |

――ちなみに2本めが一番激しかったです。
高阪 そうですか。それはまだ自分が元気だったからでしょう(微笑)。それからどんどん失速していったから。
――近藤選手の方は高阪さんと一緒に練習してみてどんな感想を持ちました?
近藤 いっぱい技を知っていますね。仕掛けてくる技が多い。技に関して悩むことがないんだろうなと思いましたね。ボクなんか、次どうしようと悩むことが結構あるけど、高阪さんにはそれがない。できれば自分もそういうところまで行きたいけど。
高阪 僕は思うんだけど、逆に近藤君はそこは触らなくてもいいんじゃないかと思うんだよね。試合の時のひらめきを大切にした方がいい。それはそれで危険なことではあるけど、それを繰り返していくと、相手は近藤君を研究できなくなるからね。「あっ、この間はこっちから攻めてきたけど、今度は反対側から仕掛けてきた」。自分のことがわかるようになって、その次に自分の技ができるようになってということをやっていると、逆にパターン化する恐れがある。そうなってしまったら、相手に研究されやすい。近藤君レベルの選手になると、追いかけられている立場じゃないですか。だったら今の状態はすごくいい状態だと思いますけどね。
近藤 ありがとうございます。これからはそうしようと思います(微笑)。確かにマリオ・スペーヒーとやった時なんか、モロにそうだったような気がします(03年12月31日、近藤のTKO勝ち)。
高阪 気がついたら、ヒザが出ていたもんね。ああいうとこだよね。相手は何をされるかわからない。全くわからない。予測不可能だからこそ決まっちゃう。だからといって、同じをことを二度やれといわれてもできない。
――その場の感性で動いていたら、いい結果が得られたわけですね。
高阪 相手は研究のしようがないわけですからね。闘う側としたら、すごく怖い存在になる。「アイツはわからん」。これ以上のほめ言葉はないよ。  後編に続く>>

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |