TOP >> LATEST >> INSIDE MMA「史上初のデブ・トーナメントは総重量2トン!“笑える格闘技”メガトンGPの譲れない一線」
INSIDE MMA「史上初のデブ・トーナメントは総重量2トン!“笑える格闘技”メガトンGPの譲れない一線」
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開会式の熱気でいえば『DREAM』級だった今大会だが、残念なのは判定決着が多かったことだ。DEEPヘビー級の試合は技術よりもパワー重視でガンガン殴り合うことが多く、秒殺決着も珍しくない。だから今大会も、佐伯さんが「目標は8試合で10分!」と言うくらいの短期決戦になると思われたのだが。終わってみれば8試合中判定が5という結果になった。さすがにデブの膠着は見ていてキツい。ご飯も野菜もなしで揚げ物ばっかり食べてる感じになる。しかもフライや天ぷらだけじゃなく、“衣だけ”みたいな試合もあったりして……。
原因として考えられるのは、3分2Rという時間設定だろう。1R5分ではスタミナ不足でグダグダになるんじゃないかという理由でそうなったのだが(ちなみにスタミナ回復のためインターバルも3分。ラウンドガールが自己紹介したりスポンサーの告知コーナーがあったりと、異例のインターバルだった)、3分でもグダグダになる選手はなるもんなのだ。と同時に、3分ではグダグダになりながらもどうにか持ちこたえてしまう。攻めるほうもスタミナが切れ、フィニッシュ力が極端に落ちるというのも予想外だった。このあたりは今後の課題で、佐伯さんはさっそく1R5分・2R3分へのルール変更を示唆していた。

マッチメイクも原因の一つだろう。要は実力差がなかったから、判定が多くなったのだ。ただ、これはミスとは言えない。今大会の出場選手にはレベルにばらつきがあったのだが、そこで実力差のある対戦を組み、意図的に一本・KOを多くしようとはしなかったのだ、佐伯さんは。ミスマッチで事故が起こっては、それこそ笑ってられない。レベルにばらつきがあるからこそ、実績等を考慮して実力が近い選手同士の対戦が組まれたのである。そこは佐伯さんの、格闘技プロモーターとしての譲れない一線だったと思う。


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