TOP >> SPECIAL >> INSIDE MMA「試合の合間に、佐伯さんと思わず一服・・・」

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抽選前から福田との対戦を狙っていたという桜井がスタミナ切れ覚悟で仕掛けたアームロック→腕十字には目を見張った。福田がヒザ蹴り、桜井がパンチを打ち合う意地の攻防も見応え充分。気合いのこもったパウンドで試合のほとんどを支配、ポテンシャルの高さを証明したRYOに対し、アッパー一発で形勢逆転した松井も素晴らしかった。この試合、松井の長いキャリアの中でもベストバウトといえるものだったと思う。
 それでもやはり、真っ先に出てくる感想は「長かった」なのである。その理由は、4試合ともに似たような展開になったからだろう。このトーナメントに集まった8人は、いずれ劣らぬ実力者である。
ただ、8人が8人ともテイクダウンとパウンドを得意とする選手だった。

そのため、どの試合も“殴る→組む→倒す→殴る”という展開に終始してしまったのだ。いくらレベルが高くても、見応えがあっても、同じ展開が続いてしまっては長く感じても仕方がないだろう。
 たとえば、かつてDEEPのリングで行なわれたフェザー級トーナメントには、足関節と下からの極めが抜群に強い今成正和がいた。バリバリのストライカーである前田吉朗もいて、さらにムエタイ戦士であるムァンファーレックまで参戦。この多彩さが、トーナメントの面白さにつながっていたのである。
 強い選手ばかりを集めたからといって、面白くなるとは限らない。試合一つひとつがよくても、全体で見るともの足りない場合もある。DEEPミドル級王者決定トーナメントは、格闘技をプロデュースすることの難しさをあらためて感じさせるものになった。

☆DEEPミドル級第4代王者決定トーナメント一回戦(5分3ラウンド)

○福田力(GRABAKA)
〔判定3-0〕
●桜井隆多(R-BLOOD)

●石川英司(GRABAKA)
〔判定0-3〕
○中西裕一(フリー)

○松井大二郎(フリー)
〔判定2-1〕
●RYO(ランズエンド)

●大類宗次朗(SKアブソリュート)
〔判定0-3〕
○白井祐矢(Team M.A.D)

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