――以前、岡見選手に取材した時、同門の宇野薫選手が海外遠征に行く時、必ず持参した体重計を借りてアメリカに乗り込んでいたというエピソードを聞いたことがあります。あの体重計は今どちらが持っている?
岡見 僕がまだ持っています。
――タナー戦の時も持って行った?
岡見 今回はあえて持っていかなかったんですよ。まあ、ほかにも宇野さんに教えてもらったことがあって。ジンクスじゃないけど、それは続けていますね。これはちょっと公表できないことですけど。
――そんなに恥ずかしいこと?
岡見 いや、恥ずかしいことじゃないですけど、これは和術慧舟會身内だけの決まり事ですから。ちなみに体重計を持っていかなかったのは今回が初めてです。
――持っていかなくて怖くなかった?
岡見(しみじみと)怖かったですねぇ。でも自分の意志で持っていかないことを決めました。いつも通り、持っていくべきか。それとも持っていくべきではないか。結構迷いもありましたけどね。
――体重計にすがりたくなかった?
岡見 いや、すがるものはいっぱいあるので(笑)。
――そんなにたくさん?
岡見 いや…3〜4個です。神奈川の実家で飼っているモモというパグがいるんですけと、そのパグのキーホールダーをいつもアメリカに持って言ってホテルの部屋に飾っています。
――見ていると、落ち着く?
岡見 あっちにいると、寂しくなるんですよねぇ。実家から携帯電話にモモの動画を送るように頼んだりしていますよ。それを見て『かわいいなぁ』って。その画像をセコンドの人たちにも見せて自慢して、迷惑がられています(笑)
――今回はそのキーホルダーも持っていかなかった?
岡見 いや、それは持っていきました。小さいので(照れ笑い)。
――いつになったら、海外遠征における慧舟會の秘伝を公表できますか?
岡見 あ〜、それは海外で頑張っている選手たちに教えていきたい。慧舟會に入門して海外で頑張ればわかると思いますよ。でも、この間、大沢(ケンジ)さんには教え忘れてしまった(苦笑)。
